新日本プロレス 2.11 THE NEW BEGINNING in OSAKA
新日本プロレスの2.11 THE NEW BEGINNING in OSAKA(エディオンアリーナ大阪)の対戦カードが発表となりました。
実は私も現地観戦予定なので、非常に楽しみです。
ビッグマッチが昨年の2.11から行ってないので、ちょうど一年ぶりです。ビッグマッチ以外ではG1以来なので、それでもかなり久々なんで、今から興奮を抑えきれません。
タイトルには予想と銘打ちましたが、勝敗予想がメインではなく、内容や試合のポイントに重点を置いて書いています。
02/11(木) 17:00 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)|THE NEW BEGINNING in OSAKA|Match Information|新日本プロレスリング
第1試合
デビット・フィンレー vsジェイ・ホワイト
こまったな(田中と小松)が海外武者修行となったので、ヤングライオンの試合はこの2人。
大阪・新潟とも金光や川人は試合が組まれていないので、しばらくビッグマッチの1試合目はこの二人のシングルマッチか、タッグマッチとなるのでしょう。
これまでは小松田中ホワイトフィンレーで切磋琢磨していましたが、フィンレー、ホワイトは先輩として、胸を貸す立場になってきました。しかしその中でも存在感を出していかねばなりません。
その中での二人でシングルマッチ。ヤングライオンの中でどちらがリード出来るか。そこがポイントになるのでは無いでしょうか。
ここからは「ヤングライオン卒業」に向けた期間になります。ヤングライオンとしてのっとった中に、個性を出していく、その苦悩の部分に注目しています。
第2試合
田口隆祐、タイガーマスク、獣神サンダー・ライガーvs外道、YOSHI-HASHI、桜庭和志
ジュニア本隊とCHAOSの対戦。中邑真輔というマザーシップを失ったCHAOSですが、ユニットは継続しています。
内藤哲也が「CHAOSの受け皿になる。」と発言しましたし、矢野通は週刊プロレスで「NAVER6人を持つユニットこそ新日本最高派閥の象徴。だから現在はチーム矢野預りが最大勢力ってこと」とあえてCHAOSが最高派閥だということを避けました。
ユニット再編の可能性もありますので、何かが起きるとすればTHE NEW BIGINNINGの可能性も高いです。
しかしこの第2試合で事が大きく動くことはないでしょう。CHAOS内になんらかの違和感が生まれる可能性はありますが、まだフリの段階です。
第3試合
天山が中西への怒りを爆発させています。
この抗争、年を超えて何も起きませんでしたが、最近また再燃しています。
抗争といっても、天山がインタビューで怒りを爆発し、リング上でも一触即発の雰囲気止まりです。
ここでも一触即発の雰囲気は作られるでしょうが、爆発はないでしょう。
苦しい位置にいる第3世代の中で、今後シングルマッチが組まれる可能性が高いのは、天山と中西です。
この抗争に支持や注目が集めるためにも、一触即発の雰囲気を作るだけではダメでしょう。爆発的な激突を期待したいです。
第4試合IWGPジュニア前哨戦
KUSHIDA、ジュース・ロビンソン、マイケル・エルガンvsBUSHI、EVIL、内藤哲也
マスカラ・ドラダからベルトを奪取し、リマッチで敗れたBUSHIの次のターゲットはIWGPジュニア王者としました。
1.4でベルトを獲ったKUSHIDAに取っても最初の防衛戦。
王座戦でもロスインゴベルナブレスの介入は必須なので、この6人タッグでユニットごと叩いておきたいところでしょう。そして逆からも同じことが言えるので、KUSHIDA対ロスインゴベルナブレスという構図が多くなると思われます。
マーク・ブリスコ、ジェイ・ブリスコ、矢野通vsタマ・トンガ、高橋裕二郎、バッドラック・ファレ
第2試合のときにもふれましたが、もう一つこの試合にはポイントがあります。
矢野通とファレの抗争の延長に捉えてしまいがちですが、実はこのメンツは初代王者決定戦と一緒です。
BULLET CLUB側はリベンジの意味合いを持っていますし、矢野通からすれば3度勝てば抗争に決着を付けることも出来ます。
そしてこのベルトへ、NOAHに参戦中の鈴木軍が興味を持っています。
乱入するとすれば、この試合の後ということも考えられます。
CHAOSの今後にも注目ですが、ユニット抗争の象徴としてこのベルトが確立すれば、3人組のロスインゴベルナブレスも絡んでくるかもしれません。
ニック・ジャクソン、マット・ジャクソンvsボビー・フィッシュ、カイル・オライリーvsマット・サイダル、リコシェ
現チャンピオン組、前チャンピオン組に、このベルトへ惜しいところまで毎回迫っているサイダル、リコシェ組との3WAYです。
1.4ではここにロッポンギヴァイスが入って4WAYでした。
1.4ではハイフライもあり、エグさもあり、茶目っ気もありで非常に盛り上がった試合でしたが、4WAYということもあり、バタついたり絡みきれていなかったりという印象だけが残ったので、3WAYということでそれも解消されるのではないでしょうか。
個人的にはサイダル、リコシェにそろそろベルトを!という思いです。
第7試合NAVER無差別級選手権試合
この組み合わせも何度目かです。NAVERが若手のベルトから、ゴツゴツしたベルトへ印象がガラッと変わりました。
柴田も石井も好きなレスラーですが、ちょっと胃もたれを感じています。
「もう一度石井に勝つまでベルトは巻かない。」というテーマがありますが、その点だけで決着とはならないと思われるので、まだこの2人の試合は続きそうな予感です。
後藤洋央紀が挑戦したら面白いのに、、、王座戦線荒らし。荒武者ならぬ荒らし武者という感じで。すみません。
本間朋晃、真壁刀義、棚橋弘至vsドク・ギャローズ、カール・アンダーソン、ケニー・オメガ
新潟へ向けての前哨戦が絡み合いましたが、ちょっと詰め込み過ぎかなという印象です。
というか、BULLET CLUBの勝利の可能性が高く、3人でマイクアピールして、棚橋が返すのではないでしょうか。
本番は新潟ですので、最終調整のような意味合いも含まれているかもしれません。
アンダーソン、ギャローズもWWE行きが噂されていますが、その点新潟でまた追放されるのでしょうか?
その点については、新潟でのポイントも次の記事で書きますので、そちらで詳しく。
第9試合IWGPヘビー級選手権試合
さぁメインイベントです。
後藤洋央紀は、結構悲惨な状態ですね。
2.2でもオカダを襲撃したようです。
このままヒールターンするのでしょうか。そうなれば柴田とNAVERを争うというのも可能です。「友情崩壊」というテーマもこの二人ならリアリティが出て面白そうです。
しかし、このメインまたプロレス的ではないブーイング発生しそうで、少し不安ですね。
オカダの防衛が既定路線でしょうが、その中で後藤はどこまで存在感を出せるかがポイントです。
防衛後のオカダをも襲撃すれば、大々的にヒールターンとなるのでそれぐらいの衝撃を期待したいです。