2017年スケジュールから見る。新日本の狙い

 

 

まず、2017年新日本プロレスのビックマッチスケジュールを書き出します。

1.4東京ドーム

2.5札幌

2.11大阪

3.6大田区

3.20長岡

4.9両国

4.29大分

5.3福岡

6.11大阪城

7.17〜8.13G1

(以下予想)

9月 3箇所ビッグマッチ

10月両国

11月大阪府

12月タッグリーグ

 

新日本のビックマッチは近年増加傾向にあります。

なぜ増加傾向にあるのかというと、新日本プロレスにはIWGPヘビー、IWGPインターコンチという2つの大きな軸に、NEVER無差別級、IWGPジュニアヘビー級というシングル戦線。

そこにIWGPタッグ、IWGPジュニアタッグ、NEVER無差別6人タッグというストーリーを持っています。

ベルト戦線のみでマッチメイクが行われているわけではありませんが、原則として団体内のベルトだけで最大7つの選手権試合を組むことが出来ます。

しかし、全ての選手権試合が組まれるのは東京ドーム大会と大阪城ホール大会しかありません。

このような状況になっている理由は、新日本プロレスは東京ドームと大阪城を1年間の軸としていること。

そしてその2つの軸に行き着くために選手権試合は基本的に分散させて試合が組まれているということです。

例えば2月のビックマッチは2大会ありました。

2.5札幌大会と2.11大阪大会です。

2.5の選手権試合はIWGPジュニアタッグ、NEVER無差別級、IWGPタッグ、IWGPヘビーの4つが組まれました。

そして2.11大阪大会ではNEVER6人タッグ、ブリティッシュヘビー級、IWGPタッグ、IWGPジュニアヘビー級IWGPヘビー級の5つが組まれました。

 

こうすることによって何が起きているというと。

1)ビックマッチを多く開催し、興行数=動員数増加

2)興行数は増えても、選手たちへの負担は変わらない(なぜなら選手権試合は分散しているから)

3)国内最大の所属選手数を余すこと無く、前半戦の多人数タッグで出場させることが出来る。

 

3)で触れた「所属選手数の増加」についてですが、これが起こったことにより、怪我以外の欠場が可能になります。

例えばBULLET CLUBは1月は欠場しました。

コンディション調整も出来たことでしょう。

そしてニュージャパン・カップは真壁刀義は出場していません。

これは新日本以外のリングでの活動のためという理由です。

この2つの欠場が可能になったのは、選手数が多いからでしょう。

 

ポイントをまとめます。

・大会数は増加することで営業成績アップ。

・選手権試合を分散させて地方でのビックマッチでも満足感を与える。

・先週数増加により、選手の負担は減。

 

可能になったことは

・コンディション調整のための欠場。(「復活」の演出も可能)

・プロレス以外の活動のための欠場。(世間へのアピール)

・他団体への参戦のための欠場。

 

この状況が作り出せたのは、インターコンチネンタル選手権が、メインイベントで行っても何ら問題ないということに尽きるでしょう。

そして、NEVERの価値や、IWGPジュニアが「メインイベント」に絶えられるだけの試合になれば、ビックマッチは益々増えることになるでしょう。

そのことに期待して2017年、まずはレスリングどんたくと、レスリング豊の国の大成功を期待しましょう。