WWE PPV FASTELANE2016は2月22日朝10時から。
日本時間本日10時からWWE PPV ファストレーン2016が行われます。
レッスルマニア直前のPPVですが、チャンピオンが出場しません。
というのも、ファストレーンは昨年新設されたPPVで、「レッスルマニアでの王座挑戦者を決める。」というのが2年連続の最大テーマです。
これは昨年のWWE王者がブロック・レスナー、今年もHHHという、どちらもスポット参戦だということから(プラス レインズプッシュの産物)で「チャンピオンが出なくても良いPPV」にするためです。
そんなこともあり、ネタフリの意味合いがロイヤルランブル以上に強いPPVとなります。
キックオフプレショー(第0試合)
US王座戦3本勝負
カリストVSアルベルト・デル・リオ
王座戦がキックオフショーに組まれました。
軽量級のカリストがチャンピオンなので、3本勝負でスピーディーな試合に仕上げようという思惑なのでは。
カリストはシン・カラが欠場した間に覚醒し、シングルでチャンピオンまでなりました。
覚醒のタイミングはラダー上からのサムライデル・ソルです。
レッスルマニア2015でオートンがカーブストンプをRKOでカウンターで決めた以来に声が出た瞬間だったので、やはり記憶に残っています。
3本勝負でデル・リオの巧者っぷりを久々に見たいところです。
カッティング・エッジ・ピープ・ショー
エッジ&クリスチャン、 ニュー・デイ
試合ではないですが、かなり推されているショーです。
WWEネットワークの番組宣伝らしく、キャラの濃いニュー・デイがエッジクリスチャンと絡みます。
私はWWEネットワークで見るので、なんとなくしかわからないので、、、
しかし、WWEでの会話のやり取りを聞き取れる方が羨ましいです。どこまで行っても日本で英語を勉強していると、ああいったテンポの良い会話というのは聞き取りがしんどいです。
タッグマッチ(ディーバ)
サシャ・バンクス&ベッキー・リンチVSナオミ&タミーナ
「ディーバ革命」という言葉もすっかり廃れてきましたが、その残り香のような試合です。
試合に出ないディーバも絡んできそうですね。
王座戦に出てくるシャーロットは、結果的にディーバ革命にもっともハマりました。
チーム・ベラ(ベラ・ツインズとアリシア・フォックス)
サブミッション・ソロリティ改めPCB(ペイジとシャーロットとベッキー・リンチ)後に解散
チーム・ビューティフル・アンド・デンジャラス-Team B.A.D.(ナオミ、スヌーカ、サシャ・バンクス)
これは引退したAJリーやベテランとなったベラ・ツインズの後釜を育てるためのディーバ革命でしたが、若手3人は伸びましたが、間に挟まれたペイジは存在感を示せていません。
このままではNXT昇格組の3WAYへと流れていってしまいそうなので、ペイジはもう一度奮起しなければというポジションです。
シングルマッチ
ジェリコVSAJスタイルズ
AJスタイルズをメインロースターで使いながら、WWE式に育てるということで、ここまで動いてきました。
ロイヤルランブル以降、最も活動的なストーリーではないでしょうか。
しかし、AJスタイルズは従来のフィニッシャーの「スタイルズクラッシュ」をまだ一度しか繰り出していません。
私の考察としては、ここでスタイルズクラッシュを繰り出せば、WWEでもフィニッシャーになるでしょう。
しかし、カーフクラッシャー(もしくはカーフキラー、カーフカドラーに変更することもし示唆しています。)で決めれば、AJスタイルズのフィニッシャーはカーフクラッシャーになるでしょう。
この試合の裏テーマは「AJスタイルズのフィニッシャー」だと思っています。
[AJスタイルズの今後については長くなったのでこちらで書いています。]
6人タッグマッチ
ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアットはセコンド)VSケイン&ビッグ・ショー&ライバック
ワイアット・ファミリーはレスナーとレッスルマニアで当たると思っているので、ここは破壊兄弟のケインを引っ張ってきて、ビッグガイを当ててきました。
レスナーと対決しないとしたら、ワイアット・ファミリーがケインを試合後襲い、テイカ―が復帰で「ワイアット・ファミリーVS破壊兄弟」の続き。
VSレスナーとすれば、翌日のRAWでレスナーがWWE王座へアピールしているところにワイアット・ファミリーが強襲し、レッスルマニアで「ワイアットVSレスナー」でしょう。
ディーバズ王座戦
シャーロット(セコンド リック・フレアー)VSブリー・ベラ
ブライアンに続き、ブリー(と怪我がかなり深刻なニッキ―)の引退も囁かれ初めていますが、貢献度から考えて王座奪取すると思いますし、レッスルマニアにも出場するでしょう。
パターンは無数にありますが、個人的に2つ予想しています。
1つ目にレッスルマニアで引退として、ファストレーンで王座奪取し、Road to レッスルマニアで王座陥落、レッスルマニアでベラ・ツインズのダッグ戦で勝利し、引退へ。
しかし、これだと1月末に手術をしたニッキーの復帰がレッスルマニア前となるので、
レッスルマニア後のどこかのRAW引退だと、ファストレーンで負け、レッスルマニアで王座奪取、翌日RAWで王座陥落。
2つ目のニッキーの復帰次第ベラ・ツインズのタッグマッチで引退。
もしかしたらベラ・ツインズともに引退もありそうですね。。。
IC王座戦
オーエンズVSジグラー
アンブローズの王座陥落後、こちらのストーリーがあまり大きく進んでいる印象がありません。
ジグラーは空いたポジジョンを埋めるために、ヒールやベビー、そして王座戦線もうろちょろしますし、王座戦線が埋まっていても、王座関係のないストーリーの空いたポジジョンに絡んでいました。
そのためキャラクターがブレにブレてしまい、出まくっているが存在感を示せないという、非常に悩ましいポジションになってしまってます。
派手な技や、見事な受けっぷり、憎たらしさも華やかさもあるジグラーは個人的に大好きなスーパースターの一人です。
しかしそういったバイタリティを持っているから、便利屋になってしまっているのかもしれません。
そろそろ光り輝くジグラーを見たいです。
WWE世界ヘビー級王座挑戦者決定3WAYマッチ
レインズVSアンブローズVSレスナー
レスナーの勝利は無いでしょう。
レッスルマニアメインで「HHHとレスナー」というのは、少し時代を遡ってしまった印象です。
ポストシナのブライアンを怪我で失い引退、ポストシナ(ポストブライアン)のロリンズも怪我で離脱状態です。
その後、推されたのがロリンズですが、ロイヤルランブルから今回のファストレーンでで落ちた印象があります。
ロイヤルランブルマッチで、最後の2人に残ったのはHHHとアンブローズでした。
そして前チャンピオンのリマッチもうやむやのまま3WAYが組まれています。
そういったところからレインズの勝利、そしてレッスルマニア以後のレインズのストーリーが見えてきません。
ここはアンブローズが勝利するでしょう。そしてレッスルマニアでも勝利し、義兄弟2人でWWEヘビー級王座戦線を進めていくのではないでしょうか。
義兄弟の2人がお互いを疑心暗鬼になり、王座を争うということでベビー、ヒールをハッキリさせなくても良いという良さがありますが、
もしWWEがレインズをまだ顔として推すならば、そのベビーヒールうやむやは、手厳しい会場と、常に手厳しいインターネット上ではレインズへのブーイングが拡がるでしょう。
アンブローズはファストレーンでヒールターンなのかな。。。
でもそれだとレッスルマニアでHHHとアンブローズのヒール対決。
レッスルマニア後、レインズと絡むことでヒールターンというのが一番ベターな気がしますが、、、、
そうなるとファストレーンのメインでのサプライズが「アンブローズ勝利」だけでは少なすぎる気がします。
うーん、、、、悩ましい。
あと2時間を切りましたが、2時間では答えが出そうにありませんので、WWEネットワークでじっくり観戦しようと思います。